最近はやっているようで。
カエル脚エクササイズ。
たまたまテレビでやっているのを見かけまして、カエル脚での腹筋というものを見たんです。
カエル脚にすることで骨盤が安定するので腰を痛めないみたいな事を言っていたのですが…
う~ん、なんか違うな
そもそもなんで一般的な腹筋が腰を痛めるかというと、床と腰の間があいてしまうと痛めやすいと思うんです。
要は腰が反ってしまうと。
骨盤が前傾するという事でもあります。
その状態で体を起こすと、腰の前に付いている大腰筋という筋肉を使って腰を前に引っ張ってしまう。
その繰り返しの動作で一部分の骨を前へ前へと引っ張ってしまい、そこばかりに負担をかけて腰が痛くなる。
いや、多分ね。僕の仮説。
だから、カエル脚しようが脚を閉じようが関係なく、床と腰のすき間をあけない事なんですよ。
すき間をあけない=骨盤が後傾するという事。
それこそが骨盤の安定。
そうすると負荷が腹部に集中しますからね。
とにかくすき間をあけない。
腹筋の合間でもあけない。
これ常にインナー使ってるからめっちゃキツイんです。
でも腰痛めないんです。
確かにカエル脚すると股関節が外旋するから骨盤は後傾しやすいのですが、しやすいってだけで反り返りグセある人は変わらず反り返って腰痛めますよ。
だからそこの本質を教えてあげないと、また「テレビで見た腹筋やってたらギックリ腰になりました~」っていう人が多発して治療院に来る腰痛患者さんが増えるのです。
教える側も「これ新しい!はやらせよう!」って感じが強すぎるからそういうとこに気づけないんです。
もっともっと磨いて磨いて検証を繰り返して弱点を克服してしっかり育った上で「よし、世に放つぞ!」っていう風にしないとただの一時的なトレンドで終了するんですよ。
いや、知らんけど。
本物ってのは案外地味だから
火力は弱いけど
消えないで
ずっとずっと燃え続けている。
知らんけど。
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