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人体のクッション

人体にはね、至る所にクッションがあるんですよ。

関節一つ一つにもあるし、筋肉もクッションの役割をしています。

 

そうじゃないと歩く度に脳への突き上げがえげつないと思うんです。

歩く度に脳が揺さぶられるわけですから、いわばウォーキングドランカーになりますよね。

もちろんその脳自体も、脳脊髄液というものがクッションとなり守られています。

 

 

人体はクッションだらけ。

そのクッションをうまく活用していきましょう。

 

人体模型ありますよね。骨のやつ。

ああいう感じで人体が骨だけになっても、人間は立つことが出来ると言われています。

知らんけど。

 

つまり、本当は筋肉の支えがなくても立てるのではないかと。

 

じゃあ、どうしたら筋肉の支えがなくても立てるようになるのだろうかと。

 

 

僕は日々、体に負担のかからない楽な立ち方、歩き方を体に刷り込んでいます。

そこで何となく気づいたのですが、ちゃんとした立ち方、歩き方って、体の各所のクッション性が最大限に発揮される位置なのではないかと。

 

例えば膝の関節って、ピンと伸ばすと関節が閉まります。

で、そのまま着地すると地面からの反発で突き上げられますわね。10の力が10のまま帰ってくると。

だからアスリートの選手生命絶たれるような膝のケガって、膝が伸びきって外力が加わっている状態が多いんですよね。

 

 

関節内が閉まるという事は、そこに付いている筋肉もピンと張った状態でロックがかかる。

つまり関節の「遊び」がない。

 

 

でも膝の関節をちょっとだけゆるめた状態にすると、関節内の遊びが出来、歩いて着地した時にも関節内のクッションが効き、周りの筋肉も伸び縮みするから助けてくれるんです。

 

 

分かりやすく膝を例に取りましたけど、これ各所の関節で起こってると考えれば立ち方や歩き方次第でものすごく変わります。

天然のトゥルースリーパーです。

 

だから立ち方ってとても大事。

 

ちゃんと継続しないと意味ないですけどね。

継続して初めてちゃんと立つことが出来るという。

 

 

多分、体に合った立ち方、使い方をちゃんと教えてくれるところって少ないと思うんです。

こないだいらした患者さんにも「今まで治療院でこんなこと教えてもらったことなかったです」と言われました。

 

 だからせめてウチに来た方には、ネット等では拾えないような深い情報をイヤでも教えていこうと思ってやっております。

 

 

今までと違う立ち方で、見える景色も変わってくるのです。

 

知らんけど