「情けは人の為ならず」。
人に親切にすると、その人だけでなく自分にも良い報いとして返ってきますよということわざ。
見返りを求めずに他人に善行をする、利他的行為は健康に良いということが2017年の研究で科学的に正しいと証明されたらしいです。
誰かの為に行動すると、ドーパミンやらの分泌を促しストレスが軽減され、不安、うつが改善したと。
それだけのみならず、自発的な利他的行為は肉体的の痛みもすぐに軽減することが証明されたと。
震災後、自発的に献血した人達は、そうでない人達より注射針の痛みが少なかったとか、
慢性的な痛みに苦しむがん患者に、他人の為に料理や掃除を行ってもらうのと、自分の為に行ってもらうのとでは、他人の為に行った患者の方が痛みの度合いがかなり和らいだとか。
もう少し身近な例だと、電車に乗っててお年寄りに席を譲ってありがとうと言われたときの高揚感もそれ。
ペーターがクララをおんぶしてめっちゃ長い時間歩けたのもそれ。
じゃあ利他的行為のために生きていけば良いのか。
「ヘルパーズ・ハイ」というものもあるらしく、利他的行為によってドーパミンが放出され気持ちが高揚する。
ドーパミンって、やる気スイッチとか言われますけど脳内麻薬とも言われます。
快楽という報酬を得るために辛いことでも耐えられる的な。
筋トレしまくって自分を追い込んでドーパミン出して達成感という快楽。
だからヘルパーズハイの時は良いけども、利他的行為がなくなった時に反動が来るのかなと。
役割喪失感、燃え尽き症候群。
うまく出来てます。コレだけやればOK!なんてものはない。
利他的行為に重きを置きすぎないように、たまには自分のリラックスタイムにも時間を使いましょうって感じで。
なんでもバランスが大事。
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