また前回の続きみたいな話しになりますが。
学生や若者にとって、師とは非常に重要なんです。
部活動の監督だったり会社の社長やバイト先の店長。
例えば部活動で、過剰なトレーニングさせたり精神的に追い込むことで、主従関係を植え付けてる場合。
監督、先輩、後輩のガッチガチな縦社会になり。
肉体的、精神的に追い込むと、逆らわなくなるんですよね。
GHQの時みたいに。
僕は学生時代サッカー部だったんですけど、練習の時ってサッカー部と野球部がグラウンド半々にして使うんです。
そしたら野球部の方で、選手がちょっとミスしたんでしょうね。
監督がその選手の真ん前に立って、怒鳴りつけるんですよ。
もう、キスすんじゃないかって距離で。
「目ぇついてんのかコルァ!」
「ハイ!!」
「言ってんべやコルァ!」
「ハイ!!」
「おまえ、バ〇なのかコルァ!」
「ハイ!!」
(あぁ、全部「ハイ」しか言えないんだぁ。こえぇ、旧日本軍がいるよ、野球部じゃなくて良かったよ)って、我々サッカー部は隣で恐怖を感じていました。
まあそうやって、圧をかけて逆らわせないように、言うこと聞かせるようにしてたんでしょうね。
けどそんなんで、競技が強くなるわけないもん。
試合負けて怒られても、それ選手悪くないもん。
全部監督の指導じゃん。
一番成長段階にある子供に、成長させようとせず支配してしまうのは残念でならない。
支配すると言うことを聞きますが、自分でアイディアを生み出したり判断する能力は身につきづらいと思う。
昔はそんな中で育って、プロ選手になった人もたくさんいらっしゃいますが、その中で育った選手と、現代のプロ選手を比べたら、完全に現代の方がレベル高いと思います。
なので大変失礼で申し訳ないですが、昔のプロ選手がもしそのまま現代にきたら今の選手のレベルについていけず…
昔のサッカー日本代表と今の日本代表のレベル比べたら…
分かりますよね。
今は昔より個人的にも組織的にも強いはずです。
今は色々な学校やチームも練習方法が合理的になったり、質の良い練習になってきてるから、過剰追い込み型ガチガチ縦社会チームは減ってきてはいます。
でも過去の栄光にすがり方針を変えないとこもまだまだあるのが現状…
今は令和だよ。
子供達の能力開発を指導者がいかに良い方向へ導けるか。
そこで今後の日本のスポーツ発展にも影響していくのではないでしょうか。
真面目か…
P.S 昔患者さんで、僕のことを「マスター」と呼ぶ方がいらっしゃいました。
聞き間違いかと思ったけど、やっぱり何度聞いても「マスター」。
「先生」、「お兄さん」はあっても「マスター」は過去にそれ一度きり。
一体どっちの「マスター」だったのか。
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