「寒いから力入れて歩いてるんだね、冬になったら肩こるし腰痛いわ」
って冬になるとおっしゃる方が多いです。
なら寒冷地の人がみんな肩こり腰痛持ちかって言うとそうじゃない。
外寒いから肩をすくめて首や腰に力入れて歩く。
でも温かいとこ入ったらちゃんと力が抜けて体も温まって楽になるはずなんです。
そこでの体の切り替えが上手く出来ていないだけかなと。
寒いと筋肉を震わせて熱を産生します。
体が温まったらそれを止めるはずなんですけど、頭で「寒い、寒い、あ~寒い」と思い続けると体を固める姿勢をとったままになってしまうのではないかと。
んで、ムダに肩こり腰痛を起こす。
ただの僕の想像に過ぎませんが。
リュックとかを背負って肩こるとかもそうですね。
リュックを背負った時に荷物の重みで肩を下げられる。
その時に多分、体が「あ、荷物落ちちゃうから耐えなきゃ」と、無意識に抵抗してしまうんです。
その抵抗を持続し続けるから肩こる。
じゃあ、抵抗しなきゃいい。
抵抗しなくてもリュックが落ちるワケではないですからね。
肩の力抜いて背負ったら「え?あれ?荷物落ちないじゃん、なぁんだ力抜いとこ」となる。
「なで肩だから肩ベルトがずり落ちる!」って人は、肩ベルト同士を「カチャ」って繋ぐヤツすれば良し。
あと肩ベルト伸ばしすぎなきゃいい。
これも僕の想像なので異論は認めます。
ランドセルも同じ。
今のデザインの方が昔よりも体に優しい楽な設計のはずなのに、最近肩こり腰痛の子供達が多いと。
デザインどうこうよりも、体の使い方を間違っている子供が多いんじゃないかと。
前に言ったかな?
まあいいや。
道具が便利になりすぎると、体使いが不便になるようで。
昔は、重い荷物背負って〇時間かけて歩いて山越えて学校に通う人もいたそうです。
今より良い鞄ではありませんから、体を痛めないで長時間歩くにはどうしたら良いか。
そこで、楽な鞄の持ち方や、疲れない歩き方などを自然と身につけていったのではないでしょうか。
「自然と体で」覚えていったから、それを今の子供達に伝えられないのかも知れません。
あの時代、なんで肩こり腰痛起きずに重たい鞄を持っていられたのか。
「若かったから」で片付けてしまう。
本人も気が付かない、あの頃は知らずにちゃんと出来てたってこと。
大人になっていくと体を動かす事が減り、移動は車。
運動不足を感じて、始めるのは間違ったトレーニング。
筋トレしとけばいいと思ってしまう。
で、燃費の悪い間違った体使いを身につけていき、肩こり腰痛の出来上がり。
マラソンだっつってんのに全力疾走しなくていいでしょう?
割とそういうこと。
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