開いた骨盤を戻したいから?
下半身も締まる?
ダイエット効果?
先日いらした方。
仮に骨盤子さんとします。
骨盤子さんは産後の骨盤を戻したいと、とあるお店の骨盤矯正に通い始めました。
先生の矯正を受け、骨盤回りのトレーニングや、自宅でのトレーニングも指導されました。
骨盤子さんは真面目なので、自宅で実践していたようです。
すると、どうでしょう。
数日後、人生初のギックリ腰になってしまいましたとさ。
これは、骨盤矯正コースの一般的な内容だと思います。
骨盤子さんは、先生の言われた通りに実践していただけです。
でも、骨盤子さんにとっては楽な骨盤の位置じゃなかったのかも知れません。
辛い骨盤の位置にムリヤリ収めて筋肉で押さえつけようとして、逆に体を固めてしまった例ではないでしょうかね。
鉄筋の入ってないコンクリート造りって脆いです。
だから、木造の免震構造の方が良い。
変に部分的なトレーニングして体固めるよりも、楽な体の位置を覚えた方が体に優しいし楽。
多分、教えてる側の人達もそんなトレーニングやり続けてないですよ。
めんどいし疲れるし。
そもそも自分が慢性症状抱えてしまってる。
自分がやってない事を教えるのは気が引けるので、体の辛い方には僕が毎日やっている体操やら呼吸やら動きやらをお教えしています。
自分がやってて楽だし簡単だし整うし四六時中できるし。
しかし、シンプルな事でも毎日続けていくと、人間ですから徐々に我流が出てきます。
最初に言われた通りにやっていたつもりですが、自分でも気づかずにクセが出ていたようだったので、ちゃんと元の線路に戻してもらいました。
トレーニングの必要性、不必要性。
何で骨盤をこの位置に矯正するのか、しない方がいいのか。
日常生活の動きをどうしたら痛めないのか。
それをちゃんと知った上で患者さんに、本当の意味での楽な動きやその人にとっての良い姿勢などを伝えることが出来るのではないかと思います。
いや、正直僕もまだまだですけど。
「痛めたのはあなたのやり方が良くないんだよ」
「骨盤が戻る課程でそういう事あるよ」
「骨盤戻したいなら我慢して」
って言われて(あぁ、そうなんだ)って思わされがちなんです。
でも正直、
すべて施術者の責任です
患者さんが申し訳なさを感じる事はないのです。
痛むも痛まないも、治るも治らないも、施術者の問題なのです!
ドーーーン!!
まあ、「骨盤」は大事だよということで。
(^_^)ノシ
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