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余計な事を考えない

「なんか寝ている時に力が入っている気が…」

という患者さんがいらしたので、寝る時の呼吸を教えて家でやってもらったんですね。

 

で、布団に入ってお子さんと一緒に実践していたそうです。

すると、今まで寝付きの良い方じゃなかった子がストンと眠るようになったそうです。

 

それ以後寝る時に「またあの呼吸やって~」と言われると。

やっぱり、心地の良い呼吸は子供にとっても心地が良いみたいですね。

 

 

ウチの子らも基本、布団に入ったらストンと眠ります。

3秒前まで起きてたよね?ってくらい。

別に教えてはいないですけど、真横で僕が呼吸してればそれが伝播するのでね。

 

その患者さんはアレンジして「いいものを吸って~~、悪いものを吐く~~」ってお子さんとやっているそうで。

すごくいいアレンジ。

 

イメージを作りながらだとより良いですよね。

子供も楽しめる。

 

イメージって大事ですよね。

せっかく人間の脳にはイメージを作り出せる機能が備わっているので、それを良いことに使わなきゃ。

 

イメトレって誰しもやったことがあると思います。

イメトレもして体の鍛練も続ける事で、何かを閃いてレベルが上がっていくのだろうと。

 

 

 

人間はすごくリラックスしている状態の時に、脳波が7.8HZというスローα波というものになり、そこで閃きや潜在意識の覚醒などが起きやすいそうです。

 

だから新しいアイデアが浮かぶ時って、寝ている時とか風呂入ってる時が多いんでしょうね。

 

能力の高い人達は、日頃から自分の心身をそっちの良い状態に持って行ける人達だと思います。

 

 

そこで、ちょっとイメージして欲しいのですが…

 

「暖かい日の光が降り注ぐ森の中にいて、その中にはキレイな小川が流れていて、小鳥のさえずりも聞こえてきて…」とかイメージするとどうでしょう。

 

大抵の人はディズニーの世界に出てくるような風景を思い浮かべて心地良いと感じますよね。

 

 

しかし、中には「わたし虫が苦手だし」とか「遭難してそうで怖い」とか、イメージさせていないネガティブなとこをわざわざ作り出して拾ってしまう人もいるのです。

そういう人って、寝る前にネガティブな事を考えて眠れなくなるパターンが多い気がする。

 

 

 

で、そうならない訓練で、脳波をスローα波に近づける瞑想法として

 

息を吸いながら「よかった」と心の中で思い、

息を吐きながら「ありがとう」と喜びを味わう

 

というものがあるそうです。

 

「そんなん、誰でもできるじゃねえか」と思うでしょうが「何がよかったなのか?誰にありがとうなのか?」という事を考えてしまうと脳波が上がるそうなので、ただただ「よかった、ありがとう」を純粋に体に染みこませていくのが良いそうです。

 

ネガティブマシーンの人達にとっては難しいところ。

 

とにかく

余計な事を考えるなと。

 

 

 

 

 

思えば僕は昔から、悪い意味での体育会系の暑苦しいヤツには近寄りたくなかったんですね。

そういう人種って脳波が高い状態にあるので、他人の脳波の状態も引き上げようとお節介をしてくるじゃないですか。

 

僕みたいに上手く近寄らずにかわせるタイプならいいんですけど、深くつき合ってしまって無理やり上げられてる人が体調崩したりしてるんですよね。

 

 

そして他人の体調を崩させといて、結果的に自分自身の体調も崩していくんすよね。

それって頭悪くないすか。

 

ウチら施術家は、せめて施術中はリラックス状態にあるべきなんですよねえ。

 

では、良いお年を(^_^)