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プラスへ思い込む

けっこう何度も書いてると思いますが、多分埋もれているのでまた同じようなこと書きます。

「肩こり」は思い込みによる事も多いと。

あとは何度も言うように単なる力み。

 

この思い込みの部分ですけども、マイナスに働けば肩こりや腰痛になるんですよね。

でもこれを上手く利用して思い込みをプラスに働かせればいいんです。

 

 

「仕事して力んだから肩こったけど、ちゃんと力抜いて呼吸してゆるめれば、こんなのすぐ治まるわ」とか。

実際ちゃんと呼吸して力抜ければ、物理的にもゆるむんですけども、ただ悪い思い込みが邪魔してくるんです。

「こんなので肩こりが治るわけがない。こんなんで治ったら苦労しないわ」っていう感じで。

 

いや、治らないわけがない。

ちゃんとやらないだけ。

 

 

 

これも多分、前どっかで書いたけど思い出したので。

 

まだ僕が駆け出しの頃、勤めていた整骨院での話し。

 

そこでは、来た患者さんはまず僕ら下っ端がマッサージしてゆるめてから低周波電気をかけて、最後に院長が手をかけるといったやり方でした。

 

で、Kさんという患者さんがいて、お話好きで施術中もよくお話ししていました。

Kさんもやはり、僕らがマッサージして電気をかけて…という流れ。

 

で、ある日もいつもと同じように僕がKさんをマッサージしながら野球の話とかで盛り上がり、「では、電気かけますね」と言っていつもと同じように肩に電気パッドをつけて。

 

で、電気のボリュームを上げながら、Kさんもいつものように「うん、来た。もうちょい、もうちょい」。

で、少しずつボリュームを上げて、「はい、OK!」って。

 

いつもと変わらないKさんとのやりとりです。

 

 

ただね、

電気のコンセント入ってなかっただけ。

 

入ってないんだもん。

コンセント抜けてんだもん。

 

電気来るわけないさ。

 

 

でもKさん的には電気来ちゃってんのよ。

 

 

これ強い思い込みですよ。

いつもと同じルーティーンだから電気がついてるんだという思い込み。

パブロフの犬。

 

 

もちろん電気はちゃんとこっそり入れ直しました。

 

 

思い込みって、こんな風にいけるんですよ。

だから肩こってないという思い込みなんか簡単なのですよね。