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力まずに強く

先日患者さんに言われたのが、「先生、前より強くなったよね」。

(え?押す強さのこと?)と思ったんですが、「体押されたら前より奥までグーッと入ってくる。

「俺、昔柔道やってたから分かるんだけどさ、組んだ時に相手の強さとか弱点とか大体分かるのさ。だからこれも触られたらわかるのさ。」

「見た感じも前よりガッシリして強くなったわ。」

 

 

 

多分押す強さは前と大して変えていないし体重も2キロくらいしか増えてないのですが、とにかく自分の正中線に気を付けて施術し、日頃行っている鍛錬の効果が出てきてくれたのかなと。

ちゃんと正中線通れば姿勢も良く見え、強く見えるそう。

 

やってて良かった公文式。

 

 

 

しかしそうかと思えば、こないだ大雪の時の帰りにコンビニ寄ったんです。

雪の中を漕いで歩いてたから両方の靴の裏に雪がべったりついていたんですな。

メガネの内側にも雪が張り付いていまして視界も不良。

 

で、店に入った途端めっちゃ滑って尻餅ついて転びまして。

安全に転んだので全くの無傷でしたけど、店員さんは見て見ぬふりするんじゃないよ。

それは優しさと違う。

 

 

せっかく正中線が身についてきたと思ったら滑り転ぶ始末。

まだ未熟なようで。

 

一応、店内入る直前におや?という違和感はあったのですがコンマ何秒の間に(いや、大丈夫だろう)という意識が勝ってしまいましたとさ。

なので皆さん、何かするときでも違和感があれば一度立ち止まって落ち着きましょう。

それは無意識下での危機警告かも知れません。

 

知らんけど。

 

 

 

短いからもうちょっと書こう。

 

施術を受ける側からしたら、「力んで強く押される」ことと「力まずに強く押される」ことの違いは分かるんですよね。同じ強さだとしても。

明確な違いは本人に分からないにしても、体が分かるというか皮膚がわかるというか…

あと分かりやすく次の日もみ返しになって現れたりしますね。

 

「もみ返しはいい事だ」という人もいますけど、単純にイヤじゃないですか?数日痛いのって。

 

その後楽になるったって、無意味なマイナスの痛みがただゼロに戻っただけじゃないのかと思うのは私だけでしょうか…

 

以上