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やっちまったギックリ首

いやいや、先日事務作業してたんです。

いつもは休み休みやるのに、その日は長時間やってしまったんです。

 

(あれ?首に違和感が)と思ったので、グイッと反らせて横に倒したんです。

すると、「ピキンッ」と。

あ、いかん、これが巷で噂のギックリ首か?

 

 

患者さんにも、やっちゃいかん動きだと言ってるのに、自分でやってしまう始末。

自分で痛みを起こしてしまう施術家は間違っていると偉そうに言ってたのにやってしまう…

 

 

これね、本当に首が回らない…

痛いんだもん。

 

 

(やばいな、これから患者さん来るのに)と思いながらも、とりあえず体操と呼吸で整え、少しましになりました。

その後、肩を痛めたという新患さんもいらして、(うん、分かる~)と自分の中で共感してしまいました。

 

 

しかし、その後も患者さんを施術していく毎に首の痛みが減っていきました。

相手が良くなりながら自分も良くなるということが感じられた次第です。

 

患者さんの痛みを知るって大事なんですね。

僕はこの仕事をしているので対処法が分かりますけど、全く分からない人がこんな痛みを起こしたら、そらパニックになりますわね。

 

 

何していいか分からないもんだから、とりあえず自己流ストレッチかけてみたり、ネットでいろいろ調べてやれそうな事やってみたりするのでしょう。

そしていじくった挙げ句、悪化して結局痛み止め。

 

 

ネットとかSNS上でも、自称治療家はたくさんいますけど、とにかくそこはプロに任せましょうやって事。

 

 

 

まあ、僕のギックリ首については2日くらいで全然良くなりました。

たぶん、痛みを探そうと思えば見つかると思いますけどね。

 

 

そう、皆さんも例えばギックリ首になって、施術を受けて動きが楽になったとします。

そこで、「最初より全然楽になりました」と捉えるのか「あ~、回るようになったけど、ここまで回したら痛み出る…」と捉えるか。

 

前者は今後、痛みを気にしないで日常生活を過ごせ、気づいたら痛みがなくなっているでしょう。

後者は、日常生活に問題はなくなったものの、ちょくちょく痛みの出る角度を探してしまい、「やっぱりまだ痛い」「まだ治ってないんだ」「治らないんだ」とマイナス思考が入り、それはそれは治るのに時間がかかるでしょう。

 

 

同じ痛みでも、本人の捉え方によっては変わってしまいます。

 

 

なので僕は、危なそうな方に対しては「無理に痛みを探さないで下さい」と言っています。

日常生活でまだ痛みが出ているのなら仕方ないですけど、ムリヤリ痛みを探してたらいつまでも治りません。

 

 

 

普段そこまで首回す事ってないよね!?

日常でブリッジするほど腰反らせる事もないよね!?

 

ならやらなくていいよね、その動き

 

 

てことが言いたかったのです。

 

 

 

P.S

先日、晩ご飯後に下の娘(2歳)に抱っこをせがまれたので、「それ~~っ」とたかいたかいをしたら急に真顔になり、「くちゃい」って言って離れていきました。

そうだ、キムチ食った直後だもの。

キムチはクサイと認識した模様です。