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またギックリするヒト

先日、ギックリ腰の患者さんがいらっしゃいましてね。

 

ギックリ腰や寝違いの方、多くいらっしゃるんですけど、

みなさん来院時はもちろん

痛がってきますね。当たり前ですね。

 

前屈みになってたり、グッと肩に力が入っていたり。

 

 

それと、「笑顔がない」。

 

あ、当たり前か。

 

 

そんな余裕ありませんね。

 

 

ギックリ腰で痛い。

痛みを我慢して全身が緊張する。

顔の筋肉も強ばる。

 

眉間にしわ寄って笑えやしない。

 

 

顔だけ見ても痛みの度合いが分かります。

 

 

でも、施術してる最中に体の力が

緩んでくるのが分かったり、

話してて笑ってくれたりすると、

(あ、だいぶ楽になってきたんだな(^_^))という指標に

なるわけです。

 

 

以前、勤務していた頃もギックリ腰や寝違いの方は

多くみえてたんですけど、

当時の僕は、(よし!この治療で良くするぜ!)と

意気込みすぎ、集中し過ぎで失敗することもありました。

 

 

「あれ?なんでこれで良くなんないのかな?」

「ん、んん?おかしいんだな」

と、焦っては良くない。

 

 

 

ギックリ腰、寝違いが起きた時も

「あぁ、痛い!治らない!」

と思い続けていると、本当に痛みが続いて

しまいますよね。

 

 

大抵の方は、痛みが起こって治療院行って

ストレッチとか体操教えてもらって家で実践するんです。

 

 

「痛い時は」ですけどね。

みなさん痛みがなくなればやらなくなるんです。

 

 

んで、また痛む。

の繰り返し。

 

 

 

痛みがある時だけじゃなくて

痛くない時でもやりましょうという事。

そうすることでちゃんと体が覚えてくれるはず。

 

 

 

テスト前の一夜漬けと一緒ですよね。

テスト終わってしまえば、覚えた事なんて忘れる短期記憶。

毎日すこしずつやれば長期記憶になって忘れない。

 

 

 

「毎日、辛くない動きを体に覚えさせているからギックリ腰、寝違いになんかならない」

「あなたがたの入る余地はこの体にはありません」

 

そんなことを思っていても良いのかも知れませんね。

 

 

 

 

 

ちなみに、その後も別のギックリ腰の方が見えまして。

朝起きてギックリして、なんとかかんとか会社には行かれたそうで。

でも上司に「歩き方がゴリラみたいになってるから今日は帰りなさい」と言われ、

帰りがけにウチに来たそうです。

 

想像以上に腰伸びてなかったですからね。

 

 

でもちゃんと施術後は、ゴリラ属からヒトに進化して帰られたので

良かったですね。

 

 

 

 

月寒はーと整骨院は、霊長類を応援します。